冷え症の方には、「隠れ冷え症」と呼ばれるタイプがあります。これは読んで字のごとく、自分が冷え症であることを認識していない人に見られるタイプです。では、どのような人が隠れ冷え症の可能性があるのでしょうか。
たとえば真夏に節電している部屋にいるのに、長袖でちょうどいいと感じる人はその可能性があります。最近ではさほど室温を下げてもいないオフィスで作業中の男性が、長袖のシャツにネクタイを締めたまま普通に仕事をしているシーンをよく見かけますが、このような場合、その男性は隠れ冷え症の可能性があるのです。
こうしたタイプは生活習慣による原因が大きいことが少なくないため、まずは油っぽい食事や甘い物の摂りすぎに注意し、夏場に冷たい飲料を飲み過ぎない、お酒の席ではできるだけ常温や温かいものを頼むなど、身体の内側からの冷えを撃退することをおすすめします。
油っぽいためものや甘いものは身体を冷やす傾向にあります。メタボの原因になるような食べ物はできるだけ節制するようにしましょう。