女性の体は、成長期を過ぎるとホルモンバランスが調整され、大人の女性としての体型に変わっていきます。子供のときには男の子も女の子もまっすぐな棒のような体型ですが、思春期頃から自然に女性の体が丸みを帯びたりするのは、そのためなんですね。
しかし丸みを帯びはじめてから20代くらいまでは、その丸みが美しく、とてもスタイルがよい状態であるといえます。それが30代を過ぎると、今度は特別な運動もしないままでいるとあっという間にオバサン体型まっしぐら……ということにもなりかねない危険性を秘めているのも、また女性の体ならでは。
なぜこのような変化が起きるのでしょうか。実はこれ、女性ホルモンの分泌量がどんどん減少していくことに理由があります。そしてもうひとつには、老化現象のひとつである「筋肉が衰え」によって基礎代謝がダウンし、若いころと同じような生活を送っていると、毎年500グラムずつ太っていくともいわれているのです。