熱いお湯に入るのではなく、体温より1~2度高め程度のぬるめのお湯にゆっくりと入るのは、とても美容効果が高いといわれています。いわゆる「ぬるま湯で半身浴」を行うということです。
たとえば食材の中に含まれていたりして体のなかに蓄積されている、有害重金属の排出もそのひとつ。ぬるめのお湯にゆっくりとつかっていることで身体の内側から温められ、有害重金属が含まれる皮脂が分泌されるのです。これが熱いお湯につかっているときは汗腺から汗が出てくるだけですので、あまりこのような効果が期待できないのだとか。
入浴の際には、15~30分くらいが適当だといわれています。あまり短すぎてもよくありませんし、長く入ればいいというものでもありません。長風呂をしすぎるとのぼせてしまうこともあるため、注意しましょう。
体の中の毒素を排出すれば、もちろんお肌にもいい影響が及ぼされますし、なにより体が健康になります。またお風呂は気分転換として気分をリフレッシュさせるのに最高の場所ですから、1日の終わりにゆっくりとお風呂に入ることは精神面でも有効なのです。