ほどほどに飲むアルコール類は体にいいとよく言われます。
でも調子に乗って飲み過ぎてしまうとその時は気分良くなっても、次の日朝起きたら頭は痛いし胸焼けもして、そんな状態で朝の通勤ラッシュはつらいものです。
「もう2度と飲むのを辞めよう…。」
なんて決心をしても、誘われて飲みに行くと楽しい雰囲気に飲まれていっぱい飲んでしまって‥、なんてことの繰り返しになってしまいます。
アルコールは体に良い働きもしますが、一度にたくさん飲み過ぎると肝臓や消化器、循環器などを痛めてしまいます。
そんな極端の飲み方ではなく、せっかくですからアルコールの持つ体に良いとされる成分をうまくとり込むように、毎日少しずつコントロールしながら飲んでみましょう。
今回ご紹介するのは、アルコールの中で特にダイエットや美容にいいといわれるワインです。
そもそもワインは葡萄で出来ていることは皆さんご存知ですね。
そのワイン、糖質を少し含んでいるのですが、なぜか次の朝になると血糖値が下がっているのです。
実はこのワインには「抗酸化」や「抗糖化」をするはたらきがあるので、シミ、シワ、たるみを作る原因のAGEを抑えてくれる働きがあるのです。
またAGEを抑えてくれる他にも、度数の低い白ワインは、女性に多い大腸がんを減らしてくれるのです。
ヨーロッパの人は日本人と違いお肉や油、チーズなどの食品を好んで食べるのに、なぜか心臓病の割合は低いのです。それは夕食の時に一緒に飲む赤ワインに含まれるポリフェノールが効いているということが最近わかったそうです。
ワインは紀元前前から飲まれていて、よく薬としても処方されていたというのですから、理にかなっていますね。
目安として、体に最適な1日の分量は、男性で300cc、女性で150cc位です。それ以上は飲まないようにしたいです。
さてこのワインですが、ブランデーなどと違って、年月が沢山たつほど美味しくなるものではないんです。
ワインが一番美味しく飲める時期というのは、そのワインごとに決まっていて、例えば冬に近づく頃によく耳にする「ボジョレーヌーボ」は、その年とれた一年物のワインを、毎年11月第3木曜日に開襟するというイベントで、そこで販売するワインはその時に飲むのが一番美味しくなっています。
また、通常のワインですと、暗くて涼しいところに置いておけば、だいたい3年~5年位が飲みどきだと言われています。熟成の仕方に寄っては10年ものも売っていたりしますが、たいてい買ったその時に飲むのが飲み頃のものが多いようです。
置く場合は横に寝かせて常にコルクを濡らしておきます。
横に倒しておかないとコルクが乾いて小さくなり隙間から入った空気がワインを酸化させてしまうのです。
酸化してしまったワインは逆に体に良くないので、きちんと保存をして、5年以内には飲むようにするのがいいようですね。
みなさんも無理な暴飲をやめて、毎日適量を飲んでワインダイエットしてみませんか?
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